4.グリッド線の表示
 グリッド線(方眼線)の生成は,メートル単位の方眼線及び緯度・経度線の生成が選択できる。グリッド線を生成したいデータソースを開いた後,ツール/方眼線の生成 より,方眼線の生成ウィンドウでの設定となる。方眼線及び緯度・経度線の選択は同ウィンドウのグリッドタイプ選択ボタンより行う。以下,各グリッドタイプでの方眼線の生成ウィンドウ設定方法について述べる。
4−1.緯度経度線(グリッドタイプ:「緯経線を生成する」にチェック)
 @作成するデータセットの名称,及びデータタイプ(ライン or ポイント)を設定
 A作成するグリッドの緯度間隔,経度間隔入力(度分秒単位)
 Bグリッド作成範囲を指定。東端西端の経度値,北端南端の緯度。
グリッド作成範囲値を知る方法としては
@.マップ表示状態でカーソル位置表示から知ることが可能
A.グリッド線付加するデータセット右クリックより「属性」選択。東端西端の経度値,
北端南端の緯度が,情報ウィンドウ内の上下左右覧に表示される。
  
  
 作成されたラインオブジェクトは下記の属性情報を持つ。(左:経度線,縦線 右:緯度線,横線)
  
 緯度・経度線はデータソースの投影・座標系に関わらず設定することが可能。平面直角座標系に緯度・経度線を適用した場合,グリッド線は曲線となる。

4−2.方眼線(グリッドタイプ:「方眼線を生成する」にチェック)
 方眼線を生成する場合,その値はm単位となるため,平面直角座標系の投影法データソースにのみ適応可能である。4−1と同様にセルの高さ及び幅を入力後,必要なグリッドの範囲を与える。グリッドの範囲はデータセットの属性より確認可能。