TNTlite用DEM切り出しソフト

標高,地上・地下開度 bil/hdr形式ファイル出力
 
 このソフトによるDEMと地上・地下開度グリッドデータは,TNTlite使うためデータサイズを560×560に制限していますが,出力ファイルはbil/hdr形式であるので,TNTlite以外のGISソフトでもインポート可能です。

  ソフト kaido_H.zip をDLしてください。

1.数値地図
 「国土地理院数値地図50mメッシュ(標高)」データは,国土地理院刊行1/25000地形図の等高線をベクトル化し,計算によって求めた数値標高モデル(DEM:Digital Elevation Model)デ−タで,2次メッシュを経度方向及び緯度方向に200等分して得られる各区画(1/200細分メッシュ,2万5千分1地形図上約2o)の中心点の標高値が記録されている。標高点間隔は緯度(南北)方向で1.5秒,経度(東西)方向で2.25秒となり,実距離では約50mとなっている。

2.TNTlite用DEM切り出しソフト
 Free版のTNTliteの扱えるラスターデータの大きさは560×560で,国土地理院数値地図50mメッシュでの範囲は1/25000地形図3×3枚程度の範囲となる。
「国土地理院数値地図50mメッシュ標高」データを利用するためには,TNTlite利用可能ラスターサイズ(560×560)にデータを切り出すとともに,そのファイル形式を変換する必要がある。

3.ソフト使用法
 解答後kaido_H.exeを適当なフォルダーにコピーする。 ← ソフト起動後作成されたデータはkaido_H.exeが置かれたフォルダーに作成される。
 @kaido_H.exe起動。
 Apass:?  パスワード入力 
 Bグリッドサイズ: 1〜3入力。(画面注釈参照)
   50m :50mメッシュ標高利用。高精度,約25q四方
   100m:50mメッシュの1/2圧縮。精度中,約50q四方
   200m:50mメッシュの1/4圧縮。精度低,約100q四方
 C切り出す範囲の中心位置:緯度,経度。
 Dヌル値指定:海域など標高値のない場合の割り当て数値。
 E出力ファイル名

 以上の設定で処理開始。以下のデータファイルが作成される。
 標高データ  :Shikoku50_H.bil, Shikoku50_H.hdr
 地上開度データ:Shikoku50_chijo.bil, Shikoku50_chijo.hdr
 地下開度データ:Shikoku50_chika.bil, Shikoku50_chika.hdr

4. データのインポート
 TNTliteへのインポート:『高知大学数値標高データを利用した地形解析』テキスト参照
 SuperMapへのインポート

 【旧版】 TNTlite用標高データ切り出し&インポート

 国土地理院50mメッシュ標高 → TNTmipsLITE インポート

1.プログラム ダウンロード CD50_TNTlite.zip 

2.インポートプログラム起動
 @CDドライブ入力
 Aデータ範囲の中心座標を入力
   TNTmipsLITEは扱えるデータ大きさに制限があります。入力した中心から560×560の範囲で切り出します。おおよその大きさは1/25000地形図3枚×3枚の範囲です。
 Bファイル名を入力します。以上で処理開始です。
 この例では”nago.txt”【標高データ】と”nago_log.txt”【データをGISで利用するときに必要なデータ】の2ファイルを作ります。
   

*_log.txtファイルの内容は以下の通りです。

   

 3.TNTmipsへのインポート
 @TNTmipsLITEを起動
 Aprocess/inport/export後,以下の画面に設定にする。
   

Bファイルの選択

   

Cパラメータの設定
  *_log.txt ファイルの内容を参照してください。0

   

Dプロジェクトファイル,オブジェクト名設定
   

E表示とデータ確認
 Display/spacialDATA → 2DDISPLAY による。