国土地理院 基盤地図情報 ファイル変換ソフト

 国土地理院より基盤地図情報が公開されています。 
http://www.gsi.go.jp/kiban/
 
 今回、基盤地図ダウンロードサービスから入手できるデータの内、10mメッシュ標高の変換ソフトを作成いたしました。

 2つの形式で公開されていますが、GML形式をDLしてください。http://fgd.gsi.go.jp/download/



 ページの最後の方に「10mメッシュ(標高)」があります。ここを展開し、必要な都道府県のデータをダウンロードしてください。実際のデータは2次メッシュ単位で整備されています。

     

 DLファイルはzip圧縮されています。解凍してください。ここでは、「FG-GML-3927b-DEM10B.zip」ファイルを例に話を進めます。解凍すると以下のファイルができあがります。解凍したファイルを保存したフォルダーに、DLした変換ソフト(DEM10m_BIL.exe)を置きます。


 DEM10m_BIL.exeをダブルクリックして、ソフトを起動します。
 パスワードを聞いてきますので、GIS自習室のページ225の右下の図中にあるpass以下に書いてある文字列を入力してください。
 → パスワード入力は廃止しました。ご自由にお使いください。

 上記画面で、処理するファイル名を入力します(拡張子はいりません)。次に、標高単位を選びます。おりじなるデータは10cm単位まで有りますので、「10cm単位」を選びますと、実際の標高数値を10倍にした整数値を出力します。例えば123.40mは1234という値になります。ただし、3200m以上の標高が有りますと値がオーバーフローしてしまいます。(16ビット整数を使ってるためです)この場合はm単位で作成してください。m以下は四捨五入します。なおヌル値は、両設定とも、-9999となっています。
 変換形式はbil/hdr形式です。多くのGISソフトでインポート可能です。なお座標系はjgd2000緯度経度です。

 SuperMapでの読み込みは、「GIS自習室」を参考にしてください。下図は392715と392725の2つのDEMデータを表示した例です。位置情報も自動的に付加しますので、連続したデータとして表示されています。