GISデータ(mif/mid形式)座標変換ソフト1
測量法が改正され、経緯度の基準は世界測地系に従うこととなりました。このための座標変換ソフトは国土地理院より公開されています。
→ http://www.gsi.go.jp/LAW/kaiseijoho.html
日本平面直角座表系を使って,MapInfoデータを作った場合,各座標値の変更は,上記のソフトでわかるのですが,全体を新座標系に合わせてデータを移動しなければなりません。そこで今回は,MapInfoデーブルの平行移動,拡大縮小,回転を行うソフトを書きました。
ソフトダウンロード(zahyou.exe)
使用法
1.座標変換したいテーブルファイルをエクスポート(mif/mid形式)
2.ソフトを上記のファイルと同じフォルダーに置き,起動する。
3.ファイル名の入力(拡張子はいりません)。
4.旧座標を新座標に移動します。これに合わせて全体を平行移動します。もし,回転など行わないのでしたら,例えば旧(0,0)と新(100,100)とすれば,x軸方向に100,y軸方向に100の移動となります。
5.回転角入力。上記4で入力した点を中心に回転を加えることができます。
6.縮小・拡大。縮尺を変更しない場合は1を入力してください。
以上の操作で,フォルダー内に (2.のファイル名)_new.mif というファイルが作成されます。属性値を引き継ぐため (2.のファイル名).mid ファイルの名前を (2.のファイル名)_new.mid に変えてください。その後MapInfoのインポート機能で読み込んでください。
座標値は小数以下2桁までしか扱っていませんので,日本平面直角座表系の変更などにのみ使えます。
GISデータ(mif/mid形式)座標変換ソフト2 【緯度・経度データ用】
5万分の1,2.5万分の1地形図の新旧緯度・経度対照表は
http://www.gsi.go.jp/MAP/NEWOLDBL/25000-50000/index25000-50000.html
にて公開されています。
このデータを使って,緯度経度でかかれたベクトルデータを移動することができます。
使い方は上述のソフトと同様です。
数値は度単位で与えてください。
ソフトダウンロード(LL_zahou.zip)