50mメッシュ標高(国土地理院CD−ROM)より
   ダイレクトに地上開度・地下開度画像データ(BMP形式)を算出作成


【 2007.12.15 新版公開 】
 旧版との相違
 1. 開度計算範囲を緯度経度で入力
 2. 計算範囲・画像出力拡大 560x560→2200x2200
 3. 開度サーチ範囲指定可能。半径250,500,1000m。
 4. 画像ファイルのジオリファレンスファイル出力。(tfwファイル)
 5. 合成開度図(地上,地下開度から算出)出力。
 6. パスワード申請不要。

 ソフトダウンロード(kaido_bmp.exe) ← zip圧縮されていますので解答してください。
  1. 起動
   
   パラメータを入力し,enterキーを押してください。

  2. 処理開始
   この例では処理終了後,
    oki_chijou.bmp   oki_chijou.tfw
    oki_chika.bmp    oki_chika.tfw
    oki.bmp             oki.tfw
   ファイルを生成します。bmpはイメージ,tfwはジオリファレンスファイルです。

  3. 画像インポート法
   上記ファイルはGISに簡単にインポートできます。
   (1)SuperMap
    bmpイメージをインポートしてください。自動的にtfwファイルからジオリファレンス処理が
    行われます。手法はSuperMap講座を参考にしてください。
   (2)その他のGISへのインポート
    bmpイメージをphotoshopなどでtif形式ファイルに変換後,インポートしてください。




【 以下は旧版の解説です。 】

開度図の解説は,レポートを参考にしてください。
 地上開度図は尾根線,地下開度図は谷線が明瞭に現れます。
 

開度図は50mメッシュ標高(国土地理院)より直接プログラムによりBMP形式画像データで出力しています。
GISソフトがなくてもみることができます。

ソフトの使い方
 @ プログラムを入手(kaido.exeDL
    Zip圧縮されていますので,解凍してください。
 A 50mメッシュ標高(国土地理院CD−ROM)をセット。
 B プログラムを起動
   下記画面の指示に従い数値入力
   注)プログラム改造しました。
     中心点の緯度経度を入力すると,その点を中心に
     560×560の範囲で計算します。(下記の画面と少し違います。)

   

 C 処理終了後,以下の画面に,
   下から4行目幅を☆☆% に拡大と表示。この数値をメモ。
   処理終了後,プログラムを置いてあったフォルダーに次の2つの
    ファイルが形成されます。
      (ファイル名)_chijou.BMP 地上開度図
      (ファイル名)_chika.BMP  地下開度図

   注)プログラムを強制終了すると,処理中に作成された中間ファイルが残ります。
     再度処理する場合,これらの中間ファイルを削除してください。
     削除しない場合,再度処理するときプログラムが停止します。

   

 D photoshopなどの画像処理ソフトで開いてください。
   この処理によって出力される画像は以下のようになっています。
   
   
   これは,緯度によるメッシュ距離の歪みにより,横方向がつぶれた形状になっている。
   PHOTOSHOPなどの画像処理ソフトを使って,横方向をCの数値だけ拡大すると,
   その歪みは補正できる。
   また,このとき階調補正の画像処理を行うことが可能。
   

     以上は霧島付近の処理例である。