標高SRTM3データ 
 
 SRTM3データはhgt形式として入手可能(ここから).
 QGISからは,『レイヤ』/『ラスタレイヤの追加』でhgtファイルを開く.座標系はWGS1984を選択.

 SRTM3は1°範囲の標高データ.必要範囲を利用する場合は複数のデータを結合し,さらには切り抜く必要がある可能性がある.

1.標高グリッドデータの結合
 例)宮城県周辺の4個の標高グリッドデータを結合し,1個のデータを作成. 

   メニューより,『ラスター』/「結合」,設定画面にて
   N37E140.hgt,N37E141.hgt,N38E140.hgt,N38E141.hgt → miyagiH.tif  (GeoTiff形式)

 


 生成したGeoTiffデータを表示する.(レイヤ/ラスタレイヤを追加する)

 このままではデータが見えないので,グリッド標高データに彩色する.

 レイヤーパネルのmiyagiHをダブルクリックして,「レイヤープロパティー」を開く.
 スタイルタブより「カラーマップ」に設定を変更する.

 次に「カラーマップ」タブを選択し,

 「色の補間」を『線形』に.「新規カラーマップを作成」より「エントリー数」を適当に(今回は5)に決め分類を押す.カラーマップのエントリー数は色の基本部を設定する事になる.色の補間を線形にする事により,この設定基本色よりグラデーションで彩色が行われる.

 分類によりデフォルトで表示されたカラーマップを修正する.「値」はダブルクリックで数値入力変更可能.カラーチャートはダブルクリックで調整ウィンドウが開き設定可能.


 以上で設定終了.

 

 
 海域に0m,データ欠損部に−32768が入力されている.この部分を非表示とした場合は「レイヤープロパティー」の「透過性」タブより,除外したい値を設定し透過率を100と設定する.

 編修は右側のボタン群を使用する.