W. 3D地質図
MapInfoで作成した図(地質図,地形区分図,各種主題図)は,MapInfoのアドオンソフトによって,3D表示することができる。[Vertical Mapperマニュアル参照]
手順は以下の通りである。
@ 3D表示したい図面をMapInfo上に表示する。(図−1)
A Vertical Mapperを使って処理を行う。[マニュアル参照]
B Grid Viewerで,表示する。(図−2)
図−1 地質図
図−2 3D地質図
地質図を3Dで表示した場合,地形と地質との関係を直接的に知ることができ,考察をする場合などに有効である。特に,地形との関係が密接な第四紀層を主体とする地質図を作成する場合非常に有効である。
Mapinfoの3D表示は,視点や標高強調や種々のコントロールが可能であるので,図−3〜5のような図を表示することも可能である。
図−3は,基盤岩と第四紀層の関係を考察するために作成した3D地質図である。また,図−4,−5は,地滑り地形と地質を考察するために作成した3D地質図である。
図−3 3D地質図(視点変更)
図−4 地滑り3D地質図
図−5 地滑り3D地質図
図−6 地形分類図(3D表示)
視点を少しづつ変化させた3D地質図を多数作成し,GIFアニメーションを作成するソフトで処理すると,次のような動画を作成することができる。(実際の図はこの倍の大きさで作成されているがファイルサイズが大きすぎるため,この大きさに縮小)
図−7 3D地質図(動画)