沖縄地理15号投稿論文

沖縄戦

[論説] 戦没者名簿の空間分布復元と時空間分析 : 具志頭村と読谷村を例に
沖縄地理15号 , p11-26

読谷村戦没者名簿について,地名として表記された死亡場所から空間分布を復元することにより可視化した.作成したデータより,時期及び戦闘参加・非参加グループによる主題図を作成し,沖縄戦の進行に従った分布状況の変化と性別・年齢別属性に従った分布の特徴を明らかにできた.また,具志頭村と読谷村データの比較から,特に非戦闘参加者でその分布の差が大きいことが判明した.この違いは沖縄島中央部で米軍が最初に上陸した読谷村と,沖縄島南端で最後に戦闘に巻き込まれた具志頭村という地理的位置が原因しているものと考えられた.

キーワード:GIS、沖縄戦、戦没者名簿、読谷村

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